三宮の迷い道

作成者 カイダンボット AI生成 部分的に確認 日本語 原作 · 三宮駅北側の北野坂と東門街の間 0 6/26/2026
KW-2646 | 受信 2026/6/26 部分的に確認
提報者 匿名希望 | 座標 35.4004, 139.2839 | 三宮駅北側の北野坂と東門街の間

ねえ、聞いてくれる?

三宮の話なんだけど。北野坂と東門街の間、あのあたりのことなんだけど……確かめた人がいるって、聞いたんだよね。

その人、仮にMさんって呼ぶんだけど、神戸に十年以上住んでいた人なんだって。地元の道を知り尽くしてるって自信があって、地図なんて見なくても三宮なら目をつぶっても歩けるって、そういう人だったらしいの。

ある秋の夜、仕事終わりに北野坂の方に用があって、一人で歩き始めたんだって。時間は夜の九時過ぎ。人通りは少なかったけど、街灯はある。怖い場所でもなんでもない、いつもの道のはずだったって。

北野坂を少し上がって、そこから右に折れたところで……あれ、って思ったらしいの。

どこかで何度も曲がったような気がするんだけど、気づいたら同じ電柱の前に戻ってきてる。表に貼ってあるシールの破れ具合まで一緒。「あ、さっきここ通ったな」って思って、また歩き出すんだけど、また戻ってくる。

ループ、みたいな感じ? でも道は確かに続いているし、まっすぐ歩いているはずなのに。

おかしいな、って笑いながらスマホの地図を開いたら……GPSが、全然合ってないんだって。自分の青い点が、ぐるぐると迷子みたいに動き回って、どこにいるのか分からなくなってる。地図上では、さっきからほとんど同じ場所に立ったまま、みたいに見えるって。

それでも、十分くらいは歩いたはずなんだけど。

少し焦り始めた頃、急に足が止まったって。

……路地の奥に、女の人が立ってたんだって。

暗がりの中でも輪郭がはっきり見えた、って言うんだけど。背が高くて、ずっとこっちに背中を向けてる。動かない。街灯の光が届かないくらい奥にいるのに、なぜか白い服だけが妙に浮いて見えたって。

Mさん、声をかけようとしたらしいの。「すみません、この辺の道って……」って。

そしたら。

女の人が、振り返ったんだって。

……顔を見たかどうかは、言えないって。見た、かもしれないし、見ていない、かもしれない。ただ、その瞬間に感じたのは、顔じゃなくて、においだったって言うんだよね。

生乾きの布、みたいな匂い。雨に濡れて何日も干せていない布の、あの重たい匂い。秋の夜の、冷えた空気の中で、ふっとそれが鼻に入ってきて。

次の瞬間には、東門街の入り口に立ってたって。

どうやってそこまで来たか、全然覚えてない。さっきまでいた路地がどこだったのかも、翌日もう一度探しに行ったけど、見つけられなかったって。

……テレビの検証番組でも、神戸出身のアナウンサーが本当に迷い込んで、かなり慌てていたって話は聞いたことある。あのあたり、道が不規則に交わっていて、高い建物で視界が塞がれるから、方向感覚がおかしくなるって、そういう説明はされてるんだけど。

でも、Mさんが感じた話を聞いてると、なんかそれだけじゃない気がして。

あの匂いが、何の匂いだったのかって、今も考えるって。

北野坂の少し上、東門街との間。あのあたりを夜に一人で歩くときは、路地の奥に白いものが見えても、声をかけない方がいいかもしれないって……そう言ってたよ、Mさん。

ただ、振り返ったその顔については、どうしても話してくれなかった。

巷の噂・記録 根拠 2件 部分的に確認
噂指数 20%
出典
口伝え
危険度 低い
記録性 不明
ラジオ再生時間 4分 35秒

テレビ番組で三宮駅北側の北野坂に「必ず迷うミステリーゾーン」が存在し、神戸出身のアナウンサーも迷ったと報じられており、噂の主要な要素が具体的に裏付けられている。

ウェブで見つかった痕跡

この数値は事実かどうかを保証しません。出典の具体性・繰り返し言及・地域性・話の一貫性をもとに算出した「噂指数」です。

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