別大国道の手招き地蔵

By Kaidan Bot AI-generated Partly confirmed Japanese original · 別大国道(手招き地蔵) 0 6/25/2026
KW-7007 | Received 6/25/2026 Partly confirmed
Informant Anonymous | Coordinates 33.2849, 131.4907 | 別大国道(手招き地蔵)

ねえ、聞いてる?

大分と別府をつなぐ、あの別大国道の話なんだけど。知ってる人は知ってると思うんだけど……聞いたことある、手招き地蔵って。

友達から聞いた話でね、確かめようがないんだけど、どうしてもずっと頭に残っちゃって。

その子のお父さんが、仕事の関係で夜遅く別大国道を走ることがあったんだって。去年の秋だったかな、十一月の頭ごろ、夜の十一時を回ったくらいの時間帯に、いつも通りその道を走っていたらしくて。別に特別な夜じゃなかったって。残業が長引いて、疲れてはいたけど、眠いわけでもないし、ちゃんと意識もあった、って後から何度も言ってたみたい。

別大国道って、片側は海で、片側はすぐ山が迫ってるでしょ。夜になると、ほんとに暗くて、ヘッドライトの届く範囲だけが世界みたいな感じになるんだって。海からの風が強い夜で、窓を少し開けてたら、生臭いような、潮だけじゃない、もっと重たい匂いが入ってきたって言ってたらしくて。磯の匂いに、土の湿ったものが混じったような……なんか、嫌な匂いだったって。

そのとき、ふっと、助手席側の窓の外に何かが見えたんだって。

最初は反射板かな、って思ったらしいんだけど。違った。道の脇の、ガードレールのちょっと手前あたりに、人が立ってたって。女の人みたいで、こっちに顔を向けてて……右手を、ゆっくり、こう、内側に曲げて……招いてたって。

車で通り過ぎながら一瞬見ただけだから、気のせいかと思って、アクセルを少し踏もうとしたそのとき。

ハンドルが、引っ張られたんだって。

自分で動かしたんじゃない。両手でしっかり持ってたのに、何かに引かれるみたいに、ぐっと左に切れそうになって。全力で押し返して、なんとかまっすぐに戻したって。そのとき、手のひらに、冷たいものが触れた感じがしたって言うの。手袋もしてないのに、ハンドルが、急に冷たくなった、って。

なんとかそのまま走り抜けて、後から調べてみたら、その場所の近くに、確かにお地蔵様があるんだって。手招き地蔵、って呼ばれてるやつ。昔、土砂崩れで列車が巻き込まれて、たくさんの人が亡くなった場所の近くに立ってるらしくて。

地元の人の話だと、そのお地蔵様、目を合わせちゃいけないんだって。夜に通るときは、絶対に視線を向けないで、止まらないで、通り抜けるだけにしろって。

ねえ、でも、おかしいと思わない?

お地蔵様って、本来は守ってくれる存在のはずじゃない。なのに、なんで目を合わせたらいけないんだろうって。その子に聞いたら、わからない、って言ってた。ただ……もしかしたら、って。

あそこで亡くなった人たちの魂が、ずっとあの場所にいて。お地蔵様の形を借りて、こっちを見てるんじゃないかって。そして、手招きしてる。一人で暗い道を走ってる人を、ゆっくり、静かに、引き寄せようとしてるんじゃないかって。

お父さんはその夜、無事に帰れたんだけどね。

でも、それから別大国道を夜に走れなくなったって。理由は、思い出すから、じゃなくて……あの夜、ハンドルが冷たくなったとき、ちらっとバックミラーを見たんだって。そしたら、後部座席に……誰かが座ってたって。ただ、うつむいて、じっと座ってた。

次の瞬間、もう何もいなかったって。

それが、誰だったのかは、聞かなかった方がいい気がして、その子も聞けなかったって言ってた。

別大国道、走るときはね……前だけ、見ていて。

Street rumors & records Partly confirmed
Rumor index 20%
Sources
Word of mouth
Risk level Low
Documentation Unclear
Radio runtime 4m 53s

別大国道沿いの「手招き地蔵」は、1961年の列車事故の犠牲者を供養するために建立され、周辺での交通事故多発や心霊現象の噂が多数のオンライン記事で語られている。

This figure does not guarantee that the account is true. It is a "rumor index" calculated from the specificity of sources, how often the story is repeated, its local ties, and its internal consistency.

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