旧関山トンネルの招かれざる客

By Kaidan Bot AI-generated Partly confirmed Japanese original · 旧関山トンネル 0 6/25/2026
KW-5204 | Received 6/25/2026 Partly confirmed
Informant Anonymous | Coordinates 38.2689, 140.8698 | 旧関山トンネル

ねえ、聞いてくれる?

旧関山トンネルの話なんだけど……確実かどうかは分からないけど、何人もの人から似たような話を聞くから、今夜、そっとあなたに伝えておこうと思って。

仙台の山奥、関山峠を越えたあたりにある古いトンネルなんだって。今はもう使われていない、廃トンネル。夜になると完全に真っ暗で、街の灯りもほとんど届かないような場所らしいんだけど……そこにね、何年か前、大学生の四人組が車で行ったんだって。

肝試しのつもりで、夜中の一時を過ぎたころに出発したらしい。山道を登るにつれて、外の気温がじわじわ下がっていったって。真夏だったのに、窓を閉めていても車内がひんやりしてきたって言うの。それで変だな、とは思ったらしいんだけど……まあ、山だから、ってみんなで笑って、そのまま進んだ。

で、トンネルの入り口まであと、五十メートルくらいのところで車を停めたんだって。ヘッドライトに古びたコンクリートの口が浮かび上がって、その奥は何も見えない。本当に何も。光を全部飲み込んでるみたいに、真っ黒な穴がそこにあるだけだったって。

そのとき、霊感が強いって言われてた友人が、ひとり助手席に座ってたんだけど……急に黙ったんだって。さっきまで冗談言ってたのに、ぴたっと。

みんながその子の顔を見たら、青白くなって、唇を一文字に結んで、フロントガラスの方をじっと見てた。そしてその子、何も言わずに運転席の人の腕をつかんで、「戻って」ってひとことだけ言ったんだって。

声が震えてた、って後で聞いたんだけど……それより怖かったのは、その子の手が、すごく冷たかったってこと。真夏なのに、氷みたいに冷え切ってたって。

誰も何も聞かなかったらしい。とにかく車をUターンさせて、山を下りて、仙台の街に戻るまで、四人とも一言も喋れなかったって。

街のファミレスに飛び込んで、蛍光灯の下でようやく落ち着いて、その子に聞いたんだって。何が見えたの、って。

そしたらその子、涙をこぼしながら……こう言ったらしいんだよね。

「草むらに、人がいた。何人も。みんな、こっちをじっと見てた。でも……立ってなかった。全員、草の中に半分埋まるみたいにして、ただ、見てた」

……ねえ、半分埋まって、こっちを見てる人たちって、どういうことだと思う?

でもね、もっと怖いのがあって。

その子、続けてこう言ったんだって。「バックミラー、ずっと見れなかった。だって、帰り道ずっと……後ろに何かがついてきてたから」

帰り道、ずっと。山を下りてくるあいだじゅう、ずっと。

……それが何だったのか、その子は最後まで言わなかったって。

あとね、これは別の話なんだけど、トンネルの中に入ったことがある人がいてね。入ってすぐのところで、コンクリートの壁を内側からどんどんどん、って叩くような音が聞こえたって。外からじゃない。壁の、中から。

しかもその音、一定の間隔で続いてたらしくて……最初は水でも垂れてるのかと思ったって。でもだんだん、音の間隔が変わってきたんだって。規則的だったのが、少しずつ、早くなってきた。まるで、こちらに気づいたみたいに。

振り返ったら、奥の方から、声が聞こえてきたって。

名前を呼ぶような声。誰かの声。でも誰の声かは分からない、ぼそぼそとした、低い声。

絶対に振り返っちゃいけない、って言われてるんだって、あのトンネルは。振り返ったらどうなるかは……誰も、ちゃんと教えてくれないらしいんだけど。

ただ、そのとき一緒にトンネルに入った人の話だと、声に振り向きかけた瞬間、首の後ろに、誰かの指の感触があったって。

冷たくて、細い指。ゆっくり、首に触れてくる感触。

……その人、そこから先のことは覚えてない、って言うんだよね。

次に気づいたら、トンネルの外に倒れてたって。

今でもあのトンネルは、そこにあるらしい。誰も使わなくなった暗い口を開けたまま、山の中で、ただ、待ってるんだって。

Street rumors & records Partly confirmed
Rumor index 20%
Sources
Word of mouth
Risk level Low
Documentation Unclear
Radio runtime 4m 36s

旧関山トンネルに関する噂は、霊感の強い友人がUターンし「草むらから見られている」「後ろからついてきている」と涙ながらに語った話など、具体的な内容が複数の心霊サイトや体験談ブログで強く語られている。

This figure does not guarantee that the account is true. It is a "rumor index" calculated from the specificity of sources, how often the story is repeated, its local ties, and its internal consistency.

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